PerlとWx(WxWidgets)でGUIアプリケーションを作るという話題です。
今回はCPANで公開されているデモアプリケーション(Wx::Demo)を試してみます。
サンプルプログラムとソースコードをインストールできるモジュールになっていて、
インストールするだけ、とっても簡単に試せます。
利用する環境は昨日の記事とおなじく、Linux(Fedora 17)+ perl-5.14.2 です。
すでにwxWidgetsとWxモジュールもインストール済みとなっています。
まずはWx::Demoをビルドしてインストールします。
http://search.cpan.org/~mdootson/Wx-Demo-0.19/lib/Wx/Demo.pm
執筆時点の最新版は、Wx-Demo-0.19となっています。
アーカイブファイルを適当なディレクトリに展開して、いつもどおりビルドします:
$ wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/M/MD/MDOOTSON/Wx-Demo-0.19.tar.gz $ tar zvxf Wx-Demo-0.19.tar.gz $ cd Wx-Demo-0.19/ $ perl Makefile.PL $ make $ make test $ sudo make install
これでWx::Demoのインストールは完了です♪
あとは実行するだけ:
$ wxperl\_demo.pl
これでこのようなウィンドウが表示されます。
左側のペイン("Categories"タブなど)に、サンプル一覧がツリー表示されます。
これを選択すると、右側のペインにこの画像のようにサンプルが表示され、
さらにSourceタブから該当ソースコードも閲覧できる仕組みになっています。
ちなみに、このWx::DemoをMacやWindowsなど他の環境で実行すると...
それぞれの環境に用意されたネイティブGUIを使って、違和感なく表示されます。
これは"ネイティブGUIへのラッパーを基本としているwxWidgetsの強み"でもあります。
(また、その環境のネイティブGUI上に該当するパーツが存在しない場合には、wxWidgetsによって再現された共通的なパーツで代替する仕組みになっています。)
今日はここまで(>ω<)♪
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