2012/11/04

GitLab 2.8→3.0にバージョンアップ

前回の記事(Gitlab 2.7 → 2.8にバージョンアップ)から約2ヶ月...
9月末にGitLab 2.9が公開されていたんですが...
つい先月(10月)末に、GitLab 3.0が公開されたようです。
http://blog.gitlabhq.com/gitlab-3-dot-0-released/

とりあえず変更点を...(適当に翻訳しましたw)

2.9での変更点は以下の通り (公式ブログより抄訳)
  • 400コミット以上の素晴らしいコード
  • コメントの表示順を変更 (Wallを除く)
  • omniauthのサポート (twitter, google…)
  • Bunch of stuff の修正 (訳注: たくさんのモノ/諸々 とでも訳しておきますかw)
  • 多くのコードのリファクタリング
  • Gitolite v3への対応
  • 絵文字機能
  • LDAPとOAuth設定を一つに集約 -> config/gitlab.yml
  • ProfileとAdmin画面に新機能
  • 多くのAPIを追加

そして 3.0での変更点は以下の通り (こちらも公式ブログより抄訳)
  • 300コミット以上の素晴らしいコード
  • ウェブエディタ機能
  • より多くのAPIを追加
  • ファイルブラウザの改善
  • SSH鍵の追加と削除についての致命的な不具合修正
  • (非公式な) Postgreサポート
  • プロジェクトグループ機能
  • ファイルとコミットについてのパフォーマンスがかなーり改善
  • コードのリファクタリングとクリーンアップ など...
うーん。これは楽しみ!!
ということで、3.0へのバージョンアップを行いたいと思います(>ω<)

私の場合、2.9→3.0ではなく2.8→3.0のバージョンアップとなるため・・・
こちらのドキュメントを参考にしたいと思います:

https://github.com/gitlabhq/gitlabhq/wiki/From-2.6-to-3.0
(そうじゃなくてすでに2.9をお使いの方はこちらを参照)

毎度のことですが、更新はgit pullして取得できて楽ですね。
今回はそれに加えて、hooks(post-receive)の上書きと、
gitlab.ymlの再設定が必要になりました。
必要に応じて、バージョンアップ前にバックアップをとっておくといいかもしれません。
(さらに私の環境では、サブディレクトリで動作させる等々しているので殆ど前回同様に再設定が必要でした。)


GitLab 3.0にバージョンアップ完了

それにしてもGitLab、友人と一緒の開発に使っていますが...使いやすいですね。
(元々のアイデアであるGitHubもそうですけれど)
他のプロジェクト管理システムよりも色んなモノを削って、またGitに特化している分、
使いやすさがあるんだろうな〜と思います。

GitLab 2.9から追加された Issueでの+1 機能。
コメントを書く時、"+1"という文字を入れておくと、カウントしてくれます。
こういう機能も他のプロジェクト管理システムだとプラグインで使えたりしますが、
標準で実装されるのはちょっと嬉しいですねw
(尚、軽めにぼかし入れてますが、開発中のモノです。見えてもいいんですけど一応軽くw )
Trac,Redmine,etc...を使っていると、
欲を言えば、GitLabはモノ足りないかなーと思うことが無いこともないんですけど、
それでも...必要十分以上の機能は揃っているわけです。
毎日のように使うツールですから、”シンプル”であることは大切だと思います。
開発メンバーが増えたときの慣れやすさを考えてもそうですしね。




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