大学が夏休みに入って、さあ開発だ!と張り切っているMasanoriですw
大学の都合で、Ubuntu 10.10の環境のままになっていたPCがあるのですが、
これをそろそろ、アップグレードでなく新しくフルインストールしてしまって
新しいLinuxに入れ替えたいな...ということで、やってみることとしました。
この記事も例によって自分用メモです。
順をおって、ただしい知識を得たい方には特に申し訳ありません・・・
ページ下部の参考ページをあたってください。すみません。
また...<結論から言うと、今回インストールしたのはFedoraだけです>
この記事も例によって自分用メモです。
順をおって、ただしい知識を得たい方には特に申し訳ありません・・・
ページ下部の参考ページをあたってください。すみません。
また...<結論から言うと、今回インストールしたのはFedoraだけです>
現状のパーティション構成はこんな感じです:
- /dev/sda (500GB)
- [基本]NTFS (13GB) - Recovery
- [基本]NTFS (315MB) - System
- [基本]NTFS (210GB) - Windows7 システムパーティション
- マウント: /win
- [拡張] (60GB)
- [拡張]ext4 (50GB) - Ubuntu ルートパーティション
- マウント: /
- [拡張]swap (10GB) - Ubuntu スワップパーティション
- 未割当 (217GB)
もともと、Windows7とUbuntuのデュアルブートになっています。
ブートローダはGRUBで、1段階ブートです。
新しい構成としては次のような感じにします:
- /dev/sda (500GB)
- [基本]NTFS (13GB) - Recovery
- [基本]NTFS (315MB) - System
- [基本]NTFS (210GB) - Windows7 システムパーティション
- [拡張] (256GB)
- [拡張]ext4 (50GB) - Ubuntu(旧) ルートパーティション
- [拡張]swap (16GB) - スワップパーティション
- [拡張]ext4 (20GB) - Ubuntu ルートパーティション
- [拡張]ext4 (70GB) - Ubuntu /homeパーティション
- [拡張]ext4 (20GB) - Fedora ルートパーティション
- [拡張]ext4 (70GB) - Fedora /homeパーティション
- 未割当 (15GB)
今回は、PBRのブートローダにMBRを使い、2段階ブートとし、
Windows、UbuntuとFedora、旧Ubuntuを選択できるようにしたいと思います。
Windows、UbuntuとFedora、旧Ubuntuを選択できるようにしたいと思います。
まずは、念の為にバックアップ。何でも構いません。
私は...mondo rescueを使って...と思っていましたが、バージョンの互換性の問題のために色々とエラーが発生したので、
試行錯誤をしてみてもよかったのですが、面倒くさかったですし(おい)、
今回は、Fedora 17のLiveCDでブートし、標準のディスク管理機能でイメージバックアップを取りました。
次に、パーティション構成を変更しておきます。
LiveCD上で、GPartedを用いてパーティション構成も変更します。
後からOSをインストールする際にパーティションを作成するのではなく、
あらかじめ、パーティションをリサイズし切り分けておくことにしました。
(切り分ける構成は、先述のとおりです。GPartedの使い方については、ググってくださいw)
ここで、スワップもLinuxで共通にしておきたいと思います。
既に、Ubuntuのためのスワップパーティションがあるので、これを使います。
メインメモリの容量が8GBですから、スワップの容量も余裕をもって、16GBに変更しました。
(スワップ容量についてはここ参照)
今回は、Fedora 17のLiveCDでブートし、標準のディスク管理機能でイメージバックアップを取りました。
次に、パーティション構成を変更しておきます。
LiveCD上で、GPartedを用いてパーティション構成も変更します。
後からOSをインストールする際にパーティションを作成するのではなく、
あらかじめ、パーティションをリサイズし切り分けておくことにしました。
(切り分ける構成は、先述のとおりです。GPartedの使い方については、ググってくださいw)
ここで、スワップもLinuxで共通にしておきたいと思います。
既に、Ubuntuのためのスワップパーティションがあるので、これを使います。
メインメモリの容量が8GBですから、スワップの容量も余裕をもって、16GBに変更しました。
(スワップ容量についてはここ参照)
次に、1段階から2段階ブートにするために ブートローダをMBMに変更します。
まずは、"MBMをインストールするためのUSBメモリ"を作ります。
適当なUSBメモリ(容量は28MBより大きければ良い)を用意してください。
MBMインストールの機能が含まれた
Minimum Ubuntuという超軽量なレスキュー用Ubuntu環境を利用することにします。
バイナリが用意されているので、使わせていただきましょう。
http://winmac.blog33.fc2.com/blog-entry-119.html
ということなので、そのバイナリをダウンロード。
usb-minimumubuntu-include(dmraid)-0.9.013(100620)-10.04.img
28MBのファイルです。素晴らしい。
次に、mount -l でUSBメモリのデバイス名を調べます。
さらに、DDコマンドで、そのデバイス名を指定してイメージを焼きます。
$ dd if="usb-minimumubuntu-include(dmraid)-0.9.013(100620)-10.04.img" of=/dev/sdb
これでMBMをインストールするためのUSBメモリが作成できました。
おかげさまで...簡単ですね。ありがたいです(´;ω;`)
次に、現在のUbuntu環境のGRUBのエントリポイントを変更しておきます。(その際、”Ubuntu環境でルートにマウントされているパーティション”を指定します。)
$ sudo grub-setup -f /dev/sda5
grub-setup: warn: Attempting to install GRUB to a partition instead of the MBR. This is a BAD idea..warningが出ますが、気にしない。
grub-setup: warn: Embedding is not possible. GRUB can only be installed in this setup by using blocklists. However, blocklists are UNRELIABLE and their use is discouraged..
さらに本来であれば、Debconfデータベースの更新をしておかなければいけないのですが
今回、現在のUbuntu環境はもはや残しておくだけでアップデートもしないので、
私はとりあえず飛ばしておきます。(皆さんは、ちゃんとやってくださいw(汗;)
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?grub2_and_grub1#x3f37a52)
あとは、PCを再起動してUSBメモリからブートします。
ブートしたらコンソールが表示されますので、MBMのインストールを実行します。
(その際、インストール先となるHDDのデバイスを指定します。)
$ sudo install-mbm /dev/sdb
MBMのインストールが終わり...次はFedoraのインストールです。
正しく2段階ブートにするために、
インストールの際、パーティション設定は手動設定にして
- ルートパーティションの指定
- /homeパーティションの指定
- swapパーティションの指定
- ブートローダーのインストール先の指定
(同じルートパーティションを指定。)
以上で、2段階ブートでのインストールは終了です♪
Fedoraのインストールが終わったら・・・
とりあえず、日本語設定にしておきます。
その後、一旦ログアウト&ログインして、
Firefoxを起動して、ちょろめをインストールしてww
visudoコマンドでsudoersを設定しておきます。
$ su
# visudo
root ALL=(ALL) ALL
hoge ALL=(ALL) ALL
みたいな感じで。(※リスクは理解した上で行ってください)
さらに、このPCはLet's noteなのですが
Let's noteのあのトラックパッドの回転スクロールを有効にするために...
gsynapticsをyumでインストールしておきます。
$ sudo yum install gsynapticsFedora17標準でも回転スクロールはサポートしていますが、
これを導入して有効にしたほうがさらに快適なスクロールができます。
さらにSDカードスロットのドライバも入れておきます。
lspciした結果によると・・・
$ lspci
~~~
14:00.1 SD Host controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. Device 5209 (rev 01)
ということでPCIE RTS5209 card reader driver for Linuxをダウンロード。
http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=4&PNid=15&PFid=25&Level=4&Conn=3&DownTypeID=3&GetDown=false#2
アーカイブファイルを展開してmakeしインストール。
$ tar vxf rts_pstor.tar.bz2さらに再起動をさせればSDカードを認識できるようになります。
$ cd rts_pstor/
$ make
$ sudo make install
$ sudo depmod
次にIMEですが、私はMozcを使っているので
これは"ソフトウェアの追加と削除"から入れておきます。
次に開発環境。とりあえずAptanaを入れておきます。
http://www.aptana.com/products/studio3/download
Aptanaはパッケージになっていないため、自動的にアプリケーション一覧には登録されません。
ですから手動でショートカットをアプリケーション一覧に登録します。
まず、デフォルトでメニューエディタがインストールされていないようなので、
"ソフトウェアの追加と削除"で"alacarte"をインストール。
"メインメニュー"という項目がアプリケーション一覧に表示されるので、
そこでAptanaを自分で追加します。
あとは一旦ログアウトしてログインしなおすと、反映されます。
DartEditorとか、ベースとなっているEclipseも同様に。
最後に...Gnomeをカスタマイズしておきましょうw
今時は、https://extensions.gnome.org/ でExtentionをどんどん試せるんですね。
Web上で設定ができて面白いですね。実際にいくつか試して入れてみました。
ということで少し長くなりましたが・・・
これで以上です♪
(おっと!新しいUbuntuをまだインストールしていない件w←)
参考にさせていただいたページ (感謝♪):
- Tips: マルチブートするなら2段階ブート方式に統一しよう - disklessfun’s Wiki*
- Mondo Rescueを使い、物理マシンを仮想マシン化する方法 - 那由多屋 開発日誌
- Windows/Linux混在環境での二段階ブートの確立方法 - 主にボードゲームやプログラミング - k.bigwheelの日記
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