2012/10/30

Perl/Wx - Wx::Demo サンプルGUIアプリケーションを試そう

昨日(Perl/Wxをはじめてみよう (PerlでGUIアプリケーション))に引き続き、
PerlとWx(WxWidgets)でGUIアプリケーションを作るという話題です。

今回はCPANで公開されているデモアプリケーション(Wx::Demo)を試してみます。
サンプルプログラムとソースコードをインストールできるモジュールになっていて、
インストールするだけ、とっても簡単に試せます。

利用する環境は昨日の記事とおなじく、Linux(Fedora 17)+ perl-5.14.2 です。
すでにwxWidgetsとWxモジュールもインストール済みとなっています。



まずはWx::Demoをビルドしてインストールします。
http://search.cpan.org/~mdootson/Wx-Demo-0.19/lib/Wx/Demo.pm
執筆時点の最新版は、Wx-Demo-0.19となっています。
アーカイブファイルを適当なディレクトリに展開して、いつもどおりビルドします:

$ wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/M/MD/MDOOTSON/Wx-Demo-0.19.tar.gz
$ tar zvxf Wx-Demo-0.19.tar.gz
$ cd Wx-Demo-0.19/
$ perl Makefile.PL
$ make
$ make test
$ sudo make install

これでWx::Demoのインストールは完了です♪

あとは実行するだけ:

$ wxperl\_demo.pl

これでこのようなウィンドウが表示されます。



左側のペイン("Categories"タブなど)に、サンプル一覧がツリー表示されます。
これを選択すると、右側のペインにこの画像のようにサンプルが表示され、
さらにSourceタブから該当ソースコードも閲覧できる仕組みになっています。

ちなみに、このWx::DemoをMacやWindowsなど他の環境で実行すると...
それぞれの環境に用意されたネイティブGUIを使って、違和感なく表示されます。
これは"ネイティブGUIへのラッパーを基本としているwxWidgetsの強み"でもあります。
(また、その環境のネイティブGUI上に該当するパーツが存在しない場合には、wxWidgetsによって再現された共通的なパーツで代替する仕組みになっています。)

今日はここまで(>ω<)♪


2012/10/29

Perl/Wx(wxPerl)をはじめてみよう (PerlでGUIアプリケーション)

Perl/Wxをはじめてみよう...ということで。
WxWidgets(クロスプラットフォーム対応のGUIライブラリ)で
超シンプルなGUIアプリケーションを作りますw とっても簡単です。


まず、wxWidgetsというのは、
Windows / Mac / Linux(GTK)のネイティブGUIを利用できるラッパーライブラリです。

PerlのCPANで公開されているWxモジュール(WxPerl)は、
このWxWidgetsをPerlから利用するためのモジュールです。
最新版は、0.9914 (2012年10月02日)、かなり最近です。
これに関して、Perlでこの話題を持ちだしてきたのにはちょっと理由があるのですが、それは最後にでも(笑)

余談ですが、かの "Google Drive"のPC向けアプリケーションも
wxWidgets(wxPython)で開発されているようです (→公式サイトのNews
参照)
様々なアプリケーションに利用されているライブラリであることは何より安心できますね(>ω<)♪



さて今回は、Linux(Fedora 17)環境で wxWidgets 2.9.4による
GUI(GTK+2)アプリケーションを作ってみたいと思います。

(尚、WindowsやMacにおいても、書くべきソースコードは共通となります。
WxWidgetsとWxモジュールのインストールが少々異なってきますが、参考にしてください。)

perlの環境がインストールされていることが前提です。
(私のFedora環境では、perl-5.14.2を利用しています。)

まず、GTK+2の開発パッケージをインストールします。
$ sudo yum install gtk2-devel

次に、Alien::wxWidgetsモジュールをビルドしてインストールします。
(今回はCPANでうまくインストールできなかった為、自前でtar.gzをダウンロードしビルドしました。)
http://search.cpan.org/~mdootson/Alien-wxWidgets-0.62/lib/Alien/wxWidgets.pm
このモジュールは、ビルド時に適切なWxWidgetsを取得してビルドしてくれます。

$ wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/M/MD/MDOOTSON/Alien-wxWidgets-0.62.tar.gz
$ tar zxvf Alien-wxWidgets-0.62.tar.gz
$ cd Alien-wxWidgets-0.62/
$ perl Build.PL
〜ここで以下のような質問が表示されますが適当に答えて... 2.9.4 (執筆時点のLatest Development版) をインストールしてもらいますw〜 Which wxWidgets version? (2.8.10, 〜 , 2.9.4) [***] 2.9.4
Which archive type? [tar.bz2 ] (そのままEnter)
Do you want to include OpenGL support [no ] (そのままEnter)

$ perl Build
$ perl Build test
$ sudo perl Build install
$ sudo ldconfig

次に、Wxモジュールをビルドしてインストールします。http://search.cpan.org/~mdootson/Wx/Wx.pm

$ wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/M/MD/MDOOTSON/Wx-0.9914.tar.gz
$ tar zxvf Wx-0.9914.tar.gz
$ cd Wx-0.9914/
$ perl Makefile.PL
$ make
$ make install
(後述のようにユーザディレクトリ下にPerl環境を置いている場合は、sudoをつけないほうが良さそうです。
もちろん、システムでPerl環境を共有している場合には、sudoをつけてmake installしてください。)

これで準備完了です。

あとは... ソースコードを書くだけです。
use Wx;

my $app = Wx::SimpleApp->new;
my $frame = Wx::Frame->new( undef, -1, 'Hello, world!' );

$frame->Show;
$app->MainLoop;

(http://search.cpan.org/~mdootson/Wx/Wx.pm より引用)

これを適当に保存して、実行してみましょう。
$ perl hoge.pl

こんなウィンドウが表示されたら成功です(>ω<)♪



この時、もしも...次のようなエラーが表示されたら...
Can't load '/***/Wx/Wx.so' for module Wx: libwx_gtk2u_adv-2.9.so.4: 共有オブジェクトファイルを開けません: そのようなファイルやディレクトリはありません at /***/DynaLoader.pm ***.
この場合はライブラリが認識されていません。

どうやらperlの環境によっては、ライブラリファイルがユーザディレクトリ内にインストールされてしまい、その結果として認識されないことがあるようです。
(Alien::WxWidgetsのビルド時にBuild.PL --prefix=***を指定しても効きませんでした・・・
調査中です。どなたか正しい方法をご存知でしたらアドバイスをお願いいたします m(_ _)m
Perlbrewの環境とかもそうなったりするんでしょうか・・・未確認です。)


(あんまり良い方法では無い気がしますが...)とりあえず対策として
ライブラリパスをユーザの環境変数に追加しておきます。

まずは目的のライブラリファイルを探します...
$ sudo find / -name "libwx_gtk2u_adv-2.9.so.4"

ファイルは見つかりましたか?
(例: /home/hoge/perl5/lib/perl5/x86_64-linux-thread-multi/Alien/wxWidgets/gtk_2_9_4_uni/lib/libwx_gtk2u_adv-2.9.so.4 )

見つかったファイルのあるディレクトリを登録します:
$ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:***/Alien/wxWidgets/gtk_2_9_4_uni/lib/ (上の例であれば...ディレクトリは、/home/hoge/perl5/lib/perl5/x86_64-linux-thread-multi/Alien/wxWidgets/gtk_2_9_4_uni/lib/)

さらに、同じexport文を ~/.bashrc の末尾にも追加しておきます:
$ vi ~/.bashrc

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:***/Alien/wxWidgets/gtk_2_9_4_uni/lib/

その後、もう一度、sample.plを実行してみてください。今度は動くはずです(汗;)
$ perl sample.pl


さて...今回はこのへんで。
大学のテストが間近なのでテスト勉強してきますっ(`・ω・´)シャキーン (汗;) (

デモアプリケーションがCPANでWx::Demoとして公開されているので
そちらを参考にしつつ使わせてもらいましょう(>ω<)♪


[2013/06/23 追記]
Arch Linux(64bit), perl-5.18.0の環境で試してみたところ...
$ cpan Alien::wxWidgets Wx
とCPANシェルでインストールするだけで、wxPerl環境の構築が楽にできました。
上記のサンプルコードもそのまま動作しました。何か作ってみようかな♪

また、直接関係ありませんが、wxWidgetsのドキュメント日本語訳プロジェクトが新たに始動されていました。
日本でもwx関連がまた活発になっていくといいですね。


[余談]

この記事を突然書くことにしたのには経緯があったりします。
実は以前から私はWxWidgetsとWxモジュール(WxPerl)をかじっていた時期がありました。
ただ、2010年になってからしばらく...モジュールのアップデートが特になくなり...。
私も、Web開発のほうに興味が傾いていた事もあって、GUIアプリ開発そのものが少なくなり、
その後はたまにWxPerlのウェブサイトをのぞいたり...といった程度になっていました・・・。

そんななかで先日、2012年になって再びアップデートが積極的に行われていることを知りました。
何より嬉しくなったのと、最近流行り(?)のWebアプリケーションでなく、
Linuxでも使えるスタンドアロンなGUIアプリケーションを作りたいな〜と考えていたことから
ちょっと記事に起こしてみることにしましたw

おっとww 余談が長くなってすみませんでした(^^;)ゞ

2012/10/07

[構想] 大学のA3プリント類を便利にスキャンするために

大学の夏休みもあけ、もうそろそろ稲刈りの時期ですね。
・・・というわけで(?)、大学のプリント類も少々溜まって来ました。
ScanSnapで整理しないとw と思っている今日このごろのMasanoriです。

以前から、ScanSnap S510を(旧)自宅サーバPCに接続しておいて、
プリント類をスキャンしてはGoogle Drive(Google Docs)に自動アップロード
...ということは行なっていました。家族共有もできますし、なかなか便利です。

ところで...。
うちの大学のプリントは、A3サイズで両面印刷が多いのです。

ScanSnapでは、
A4サイズの場合は、自動給紙で両面&複数枚を取り込めます。便利です。

しかし、A3サイズの場合は、2つ折りにして(物理的にA4サイズにして)、
”A3キャリアシート”というシートで挟み込んでからスキャンしなければなりません。
つまり、両面取り込むには、A3キャリアシートから一旦取り出して、裏返して、2つ折にして、再度挟み込んでからスキャンしなければなりません。

まあそれは、そもそも物理的にそういう仕様ですから仕方ないですね(^^;)ゞ

で・・・続きなんですが。
A4サイズの場合は、連続給紙した分をすべて1つのPDFファイルに仕上げてくれます。
しかし、A3キャリアシートを使っている場合はそうはいかず、別ファイルになってしまいます。
(※ScanSnapの付属ソフトウェアにある"継続読み取り機能"を使えば、解決できます。)
なので、私は、必要に応じて、できあがったPDFファイルをサーバPCから取ってきて、
手元のPCで、PDFを結合するなど処理を加えて、再度保存...ということをやっていますww

付属ソフトウェアにある"継続読み取り機能"を使えば実現できるんですけど、いちいち指定するのめんどくさい!
というか、サーバPCに接続しているんで、ディスプレイレスなんですww

私としては、本体のスキャンボタンを押すだけで、PCに触れることなく一連の操作を終わらせたい...という願望(?)がありますw

というわけで前置きが長くなりましたが、やりたいこと:
  • ScanSnap本体のスキャンボタンを押すだけで自動的にスキャンして、
    OCR処理をして、Google Driveに自動アップロード。
  • ScanSnapを接続するPCは、一切操作しなくていい。
  • ScanSnapを接続するPCは、Windowsじゃなく、Linux
  • A3キャリアシートを使っている場合も、一定時間内に複数枚スキャンすれば、
    それらを一つのPDFファイルにまとめてくれる。
以上です。Perlでごりごりやろうかな。

p.s.

このブログのデザインを変更しました。
...といっても背景画像は、about.meや他のサイトでも使っているものなんですが。
Androidファンなのでw ドロイドくんを使わせていただいています(><)♪

2012/09/12

Gitlab 2.7 → 2.8にバージョンアップ

友人との開発プロジェクトにGitLabを実際に利用させていただいています。
GitHubに使い勝手が近いこと、また、RedmineやTracほど大規模でないため
とても手軽で、メンバーの学習コスト的にも敷居が低く、最適だと思っています。
(前回の記事: Gitlabの導入 (Unicorn+nginxでサブディレクトリへ配置))

さて今回は、8月末にGitLab 2.8が公開されたため、
現在のGitLab 2.7からバージョンアップをすることとしました。

GITLAB 2.8 released - GITLAB Blog

Gitlab Flavored Markdownなどなど...便利になりますね。
(プレビュー機能が使えて、その場で確認もできるようになりました。)
また、詳細まで追ってはいませんが、Security fixもあるそうですから
アップデートしておいたほうが良いと思います。

アップデート手順のドキュメントが公開されており、基本的にはこのとおりです。
https://github.com/gitlabhq/gitlabhq/wiki/From-2.7-to-2.8
(推奨OSではなく、CentOS 6.2上で動作させていますが、特にこのとおりで問題ありません。))

GitLabのディレクトリでGitを使ってgit pullしてきて、
bundleコマンドをいくらか実行するだけなので、楽ちんですね♪



以下は、どちらかといえば私のサーバ環境固有の問題なのですが... (一応メモですw)

1. Gitoliteのユーザアカウントに対してホームフォルダを作っていないためそのままでは動作しませんでした(詳しくは前回の記事を参照)
→ egrepコマンドで"/home/git/"ディレクトリのパスが決め打ちされている箇所を探して書き換えることで対処できました。

2. nginx+Unicornでサブディレクトリ下でGitlabを動作させるため
コードをほんの一部書き換えているのですが、git pullする際に
マージするか、一旦上書きしてしまって再設定する必要がありました。


3. Gitlab2.8以降のGitlab Markdownによってリンクタグ生成処理が変更されており、
Markdown記述内のリンクには、サブディレクトリが含まれませんでした。
(<a href="http://example.com/gitlab/hoge/issues/1">〜〜</a> になってほしいところが<a href="http://example.com/hoge/issues/1">〜〜</a> になるという。)

→こちらは追加の変更で対処できました: (下線の箇所にサブディレクトリパスを記述)

/lib/gitlab/markdown.rb: 147行:
link_to("##{identifier}", 'gitlab/'+ project_issue_path(@project, issue), html_options.merge(title: "Issue: #{issue.title}", class: "gfm gfm-issue #{html_options[:class]}")) 
同じ感じで...153行、159行、165行目にもパスを追加していきます。

以上です。

GitLabのサブディレクトリの件、もし不具合なのであれば、
GitHubで報告したいのですが、以前からサブディレクトリ対応については
ドキュメントでも触れられていませんし・・・仕様なのかなと。
もし宜しければ、どなたかお願いしますm(_ _)m

2012/08/10

Travis CIでPerl(Mojolicious)アプリケーションを自動テスト


Perl+Mojoliciousで作成しているWebアプリケーションがあるのですが、
折角、GitHub上でオープンソースとしてリポジトリを公開しているのだから
Travis CI自動テスト(継続的インテグレーション)をしてもらわない手はないっ!
...ということでテストしてもらうことにしました。

この記事はMojolicious(Test::Mojo)でテストスクリプトを作成していること前提です。

まずは、http://travis-ci.org/ からGitHubアカウントの認証を行います。

認証できたら、Travis CIのプロフィールページへアクセスして
[Token]の文字列を確認しておきます。


次に、GitHubへアクセスして・・・
テスト対象とするリポジトリの[Admin]ページから、[ServiceHook]ページを表示。


AVAILABLE SERVICE HOOKSのリストから、[Travis]を選択します。

すると入力フォームが表示されるので、Token欄にさきほどのTokenを入力して
[Active]にチェックを入れたら、[Update Settings]ボタンをクリック。
さらに、[TestHook]ボタンをクリックします。





次に、Travis CIのプロフィールページへ再度アクセスし
[Repos]タブをクリックすると、自分のリポジトリ一覧が表示されるので、
テスト対象とするリポジトリ名の横にあるスイッチを[ON]にしておきます。



次に、Gitリポジトリのルートへ、".travis.yml"というファイルを作成します。
こんな感じでテストのための環境を定義しておきます。
$ vi .travis.yml 
language: perl
perl:
  - "5.16"
  - "5.14"
install:
    - cpanm --installdeps --notest .
script: "perl Makefile.PL && make test"
(2013/08/18 更新、2014/04/22 更新: mirrorの指定が不要になっていました。)

  • perl項目: テストしたいperlのバージョン
  • install項目: テスト & インストールのためのコマンド
    ここでは必要なモジュールをcpanmでインストールするよう指定しています。
    (さらに詳しいログが必要ならば、 cpanm -v 〜 のようにオプションを付ける。)

詳しくは、http://about.travis-ci.org/docs/user/languages/perl/ 参照のこと。

さらに、MojoのコマンドでMakefile.PLを作ります。
$ mojo generate makefile
Makefile.PLが作成されているので
これをテキストエディタで開き、必要に応じて修正を行います。

具体的には、テストの前にインストールが必要ないわゆる依存モジュールを
PREREQ_PMに定義しておきます。
$ vi Makefile.PL 
use strict;
use warnings;
use ExtUtils::MakeMaker;

WriteMakefile(
  VERSION   => '0.01',
  test      => {TESTS => 't/*.t'},
  PREREQ_PM => {
  'Mojolicious' => '3.20',
   'Validator::Custom' => 0,
   'Config::Pit'   => 0,
   'DateTime'    => 0,
   'JSON'     => 0,
   'String::Trigram'  => 0,
   'Data::Model'   => 0
  }
);

今回のアプリケーションの場合、このようになりました。

最後に、GitHubへプッシュ。
$ git push
これでしばらくすると...

Travis CIのトップ画面の一覧に自分のプロジェクトが表示されますww (おぉ〜!)


また、自分のプロジェクトのテスト結果ページができています。
http://travis-ci.org/#!/mugifly/Fsq2mixi



ここで緑色で表示されていれば、無事テストをパスしたことになります。
赤なら...詳細を見てエラーの原因を調べましょう...ということのようです。

後はプッシュするたびに自動テストを行なってもらえるようです。

さてさて...テストの中身をもっときちんと書かねば(^^;)ゞ
(実は今回お題にあげたプロジェクトはテストを思いっきりサボ(げふんげふん)




参考にさせていただいたページ (感謝♪):

2012/08/06

Gitlabの導入 (Unicorn+nginxでサブディレクトリへ配置)

Gitlab 2.7をCentOS 6.2でインストールしてみることにしました。
nginx+Rails+Unicornで動作させます。
  • もはや言い訳のようになっていますが、試行錯誤の結果の自分用メモです (汗;)
    試行錯誤の結果、適当にやってみているところ、
    また、環境依存の箇所もありますのでご了承おねがいします
    m(_ _;)m
  • 従いまして、もし参考にしていただける場合は、お手数をお掛けしますが、
    一度このページの末尾まで全て目を通されることをおすすめします。
  • Gitlabのドキュメントでは、socketファイルを用いてnginxとUnicornを通信させていますが、この記事では、ポートを指定させて動作させます。
  • 本記事では、GitLabをサブディレクトリに配置して動作させます。
  • GitとGitoliteは以前に導入済みです:
    http://masanoriprog.blogspot.jp/2012/06/gitgitolite.html

作業の前にvisudoを実行し、secure_pathに/usr/local/binを追加しておきます。
(参照: http://blog.bungu-do.jp/archives/3525)
$ su
# visudo 
~~~~
Defaults    secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin/:/usr/bin
~~~~
さて..まずはGitlabのためのユーザアカウントを作成します。
また、作成したアカウントをgitoliteのグループに所属させます。

# useradd gitlab
# usermod -G gitolite gitlab
次に、Gitのリポジトリディレクトリのパーミッションを変更しておきます。
(gitoliteグループに対して読み書き実行の許可をあたえます。)

# chmod -R g+rwx /pathto/repositories/
次に、GitlabアカウントがGitoliteに接続するためのSSH鍵生成と設定を行います。
とりあえず、gitlabユーザになるために一旦suします。
# su gitlab
$ ssh-keygen -t rsa -P "" -f ~/.ssh/gitadmin 
$ vi ~/.ssh/config
Host    localhost
HostName        localhost
User    gitolite
IdentityFile    ~/.ssh/gitadmin 
$ chmod 0600 ~/.ssh/config
$ git config --global user.name "gitadmin"
$ git config --global user.email "gitadmin@example.com"
$ exit
この作成したgitlabアカウントと鍵で
Gitolite上のgitolite-adminへアクセスできるよう設定しておきます。

(いつも管理してるクライアントPCからやると楽です。)
Gitlabのドキュメントでは、サーバ上でgitoliteをgit cloneして最初に鍵ファイルを設定して登録しています・・・
が...今回は、運用中のシステムのセキュリティの設定上面倒なこともあり、このようにしています。
本来であればドキュメント通りが正しいですのでそちらの方法で行なってください。
CLIENT $ git clone gitolite@example.com:gitolite-admin
CLIENT $ cd gitolite-admin/
CLIENT $ touch keydir/gitlab.pub
CLIENT $ vi keydir/gitlab.pub 
ssh-rsa ~~~~ gitlab@~~ #gitadmin.pubの中身をコピペ
CLIENT $ vi conf/gitolite.conf 
repo    gitolite-admin
        RW+     =   gitolite gitlab #gitlabを追加しておく
CLIENT $ git add .
CLIENT $ git commit
CLIENT $ git push
次に、Gitlabをgitlabアカウントのルートディレクトリへgit cloneしてきます。
# cd /home/gitlab/
# sudo -H -u gitlab git clone -b stable git://github.com/gitlabhq/gitlabhq.git gitlab
# cd gitlab/
# sudo -u gitlab mkdir tmp 
# sudo -u gitlab cp config/gitlab.yml.example config/gitlab.yml
GitlabでSQLiteを使うための設定を適用しておきます。
# sudo -u gitlab cp config/database.yml.sqlite config/database.yml
必要なものをインストールしていきます。
# easy_install pygments
# gem install bundler
# bundle
・・・とここでエラー(´・ω・`)
~~~~ ~~~~
Gem::Installer::ExtensionBuildError: ERROR: Failed to build gem native extension.
        /usr/local/bin/ruby extconf.rb
checking for main() in -licui18n... no
which: no brew in (/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin:/home/masanori/bin)
checking for main() in -licui18n... no

***************************************************************************************
*********** icu required (brew install icu4c or apt-get install libicu-dev) ***********
***************************************************************************************
*** extconf.rb failed ***
Could not create Makefile due to some reason, probably lack of
necessary libraries and/or headers.  Check the mkmf.log file for more
details.  You may need configuration options.
Provided configuration options:
--with-opt-dir
--without-opt-dir
--with-opt-include
--without-opt-include=${opt-dir}/include
--with-opt-lib
--without-opt-lib=${opt-dir}/lib
--with-make-prog
--without-make-prog
--srcdir=.
--curdir
--ruby=/usr/local/bin/ruby
--with-icu-dir
--without-icu-dir
--with-icu-include
--without-icu-include=${icu-dir}/include
--with-icu-lib
--without-icu-lib=${icu-dir}/lib
--with-icui18nlib
--without-icui18nlib
--with-icui18nlib
--without-icui18nlib

Gem files will remain installed in /usr/local/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/charlock_holmes-0.6.8 for inspection.
Results logged to /usr/local/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/charlock_holmes-0.6.8/ext/charlock_holmes/gem_make.out
An error occured while installing charlock_holmes (0.6.8), and Bundler cannot continue.
Make sure that `gem install charlock_holmes -v '0.6.8'` succeeds before bundling.
libicuが無いっぽいのでインストール。
# wget http://mirror.centos.org/centos/6/os/x86_64/Packages/libicu-4.2.1-9.1.el6_2.x86_64.rpm
# rpm -ivh libicu-4.2.1-9.1.el6_2.x86_64.rpm
# wget http://mirror.centos.org/centos/6/os/x86_64/Packages/libicu-devel-4.2.1-9.1.el6_2.x86_64.rpm
# rpm -ivh libicu-devel-4.2.1-9.1.el6_2.x86_64.rpm
# rm ./libicu-devel-*

もう一回、bundleを実行...
# bundle 
~~~ 
Your bundle is complete! Use `bundle show [gemname]` to see where a bundled gem is installed.
Post-install message from httparty:
When you HTTParty, you must party hard!
うまくいった。続いて...Gemのインストール。
# sudo -u gitlab -H bundle install --without development test --deployment
DBのセットアップ。
# sudo -u gitlab bundle exec rake gitlab:app:setup RAILS_ENV=production
構成のテストを行います。
# sudo -u gitlab bundle exec rake gitlab:app:status RAILS_ENV=production
rake aborted!
Connection refused - Unable to connect to Redis on 127.0.0.1:6379
Tasks: TOP => gitlab:app:status => environment
(See full trace by running task with --trace)
(´・ω・`)・・・まずRedis入ってなかったorz
# yum install redis
~~~
Installed:
  redis.x86_64 0:2.4.10-1.el6                                                
Complete!
# service redis start
はい。 もう一丁、テスト実行
# sudo -u gitlab bundle exec rake gitlab:app:status RAILS_ENV=production 
Starting diagnostic
config/database.yml............exists
config/gitlab.yml............exists
/home/git/repositories/............missing
rake aborted!
unexpected return
Tasks: TOP => gitlab:app:status
(See full trace by running task with --trace)

(´・ω・`)まあそりゃーな。無いもんな。
実はうちの環境では、/home/git/repositories/下にリポジトリを置いていないのです・・・
ということでGitlabの設定変更。

# vi config/gitlab.yml
~~~
git_host:
  admin_uri: git@localhost:gitolite-admin
  base_path: /pathto/repositories/  # host: localhost
  git_user: git
~~~
再度、テスト実行。
# sudo -u gitlab bundle exec rake gitlab:app:status RAILS_ENV=production 
Starting diagnostic
config/database.yml............exists
config/gitlab.yml............exists
/var/lib/gitolite/repositories/............exists
/var/lib/gitolite/repositories/ is writable?............YES
ssh: connect to host localhost port 22: Connection refusedfatal: The remote end hung up unexpectedly
Can clone gitolite-admin?............YES
UMASK for .gitolite.rc is 0007? ............NOrake aborted!
unexpected return
Tasks: TOP => gitlab:app:status
(See full trace by running task with --trace)



まず、うちの環境ではSSHのポートを22番から変更しているため
接続できていないということ・・・。
なので再度、Gitlabの設定(gitlab.yml)を変更しておきます。
# vi config/gitlab.yml
~~~~
git_host:
  admin_uri: gitolite@localhost:gitolite-admin
  base_path: /pathto/repositories/
  host: example.com #ホスト名もちゃんと設定しておく。
  git_user: git
  upload_pack: true
  receive_pack: true
  port: 22 #コメントアウトを外してポート番号を変更。
~~~~
同時に、GitlabユーザのSSH設定のほうも変更しておきます。
# vi /home/gitlab/.ssh/config 
Host    localhost
HostName        localhost
User    gitolite
IdentityFile    ~/.ssh/gitadmin
Port    22
また、.gitolite.rc内のUMASKを書き換えろとのこと。やってなかったので・・・
うちの環境では、/var/lib/gitolite/下にありますのでそれを書き換えます。
# cp /var/lib/gitolite/.gitolite.rc  /var/lib/gitolite/.gitolite.rc.backup
# vi /var/lib/gitolite/.gitolite.rc
$REPO_UMASK = 0007; #0077の箇所を0007にしておく 
これで...もう一度、テスト実行。
# sudo -u gitlab bundle exec rake gitlab:app:status RAILS_ENV=production
bundle exec rake gitlab:app:status RAILS_ENV=production
Starting diagnostic
config/database.yml............exists
config/gitlab.yml............exists
/var/lib/gitolite/repositories/............exists
/var/lib/gitolite/repositories/ is writable?............YES
remote: Counting objects: 31, done.
remote: Compressing objects: 100% (24/24), done.
remote: Total 31 (delta 7), reused 0 (delta 0)
Receiving objects: 100% (31/31), 3.10 KiB, done.
Resolving deltas: 100% (7/7), done.
Can clone gitolite-admin?............YES
UMASK for .gitolite.rc is 0007? ............YES


OKですね〜。

データベースに初期データを登録します。
# sudo -u gitlab bundle exec rake db:setup RAILS_ENV=production
# sudo -u gitlab bundle exec rake db:seed_fu RAILS_ENV=production
このとき、初期ユーザ名とパスワードが表示されるのでメモを。
さて、デーモン起動させてみましょう。
#  sudo -u gitlab bundle exec rails s -e production -d
=> Booting Thin
=> Rails 3.2.5 application starting in production on http://0.0.0.0:3000
お。OKっぽいですねw 続いて...Resqueプロセスを起動させてみます。 
# ./resque.sh
では今後は、Unicornで。
# sudo -u gitlab cp config/unicorn.rb.orig config/unicorn.rb 
# sudo -u gitlab bundle exec unicorn_rails -c config/unicorn.rb -E production -D
次にGitlabをサブディレクトリ下で動作させるために
設定ファイル(config.ru)を変更します。

(config.ruを開いて、run ~~ の一行を次のように囲みます。)
# vi config.ru 
require ::File.expand_path('../config/environment',  __FILE__)
map ActionController::Base.config.relative_url_root || "/" do
        run Gitlab::Application
end
また、バックエンドとなるUnicornをサービスさせるポートを定義するために
Unicornのスクリプトファイル(unicorn.rb)を変更します。
# vi config/unicorn.rb 
~~~~
#listen "#{app_dir}/tmp/sockets/gitlab.socket" #コメントアウトする
listen 8081 #Unicornをサービスさせるポート番号を指定
~~~~
さらに、すでに稼働させているnginxの設定ファイル(nginx.conf)に
Gitlabのためのリバースプロキシ設定を追加しておきます。

$ su

# vi /etc/nginx/nginx.conf

upstream gitlab {
    server 127.0.0.0:8081; #Unicornのポート番号を指定
}
~~~~
server {
    ~~~~
    location ~ ^/gitlab/(.*) { #Gitlabを配置するディレクトリを指定
        proxy_redirect off;
        proxy_pass http://gitlab;
        break;
    }
}

nginxの実行アカウントをgitlabグループに所属させておきましょう。

# usermod -G gitlab nginx

そして、nginxを再起動。
# service nginx restart

さらにgitlabをServiceにするために
/etc/init.d/gitlab を作成しておきましょう。

(Source: https://github.com/gitlabhq/gitlabhq/blob/stable/doc/installation.md)
# vi /etc/init.d/gitlab 
#! /bin/bash
### BEGIN INIT INFO
# Provides:          gitlab
# Required-Start:    $local_fs $remote_fs $network $syslog redis-server
# Required-Stop:     $local_fs $remote_fs $network $syslog
# Default-Start:     2 3 4 5
# Default-Stop:      0 1 6
# Short-Description: GitLab git repository management
# Description:       GitLab git repository management
### END INIT INFO
DAEMON_OPTS="-c /home/gitlab/gitlab/config/unicorn.rb -E production -D --path /gitlab" #Gitlabを配置するディレクトリを指定
NAME=unicorn
DESC="Gitlab service"
PID=/home/gitlab/gitlab/tmp/pids/unicorn.pid
RESQUE_PID=/home/gitlab/gitlab/tmp/pids/resque_worker.pid
case "$1" in
  start)
        CD_TO_APP_DIR="cd /home/gitlab/gitlab"
        START_DAEMON_PROCESS="bundle exec unicorn_rails $DAEMON_OPTS"
        START_RESQUE_PROCESS="./resque.sh"
        echo -n "Starting $DESC: "
        if [ `whoami` = root ]; then
          sudo -u gitlab sh -l -c "$CD_TO_APP_DIR > /dev/null 2>&1 && $START_DAEMON_PROCESS && $START_RESQUE_PROCESS"
        else
          $CD_TO_APP_DIR > /dev/null 2>&1 && $START_DAEMON_PROCESS && $START_RESQUE_PROCESS
        fi
        echo "$NAME."
        ;;
  stop)
        echo -n "Stopping $DESC: "
        kill -QUIT `cat $PID`
        kill -QUIT `cat $RESQUE_PID`
        echo "$NAME."
        ;;
  restart)
        echo -n "Restarting $DESC: "
        kill -USR2 `cat $PID`
        kill -USR2 `cat $RESQUE_PID`
        echo "$NAME."
        ;;
  reload)
        echo -n "Reloading $DESC configuration: "
        kill -HUP `cat $PID`
        kill -HUP `cat $RESQUE_PID`
        echo "$NAME."
        ;;
  *)
        echo "Usage: $NAME {start|stop|restart|reload}" >&2
        exit 1
        ;;
esac
exit 0
スクリプトのパーミッションを変更。
# chmod +x /etc/init.d/gitlab
自動起動を有効にしておきます。
# chkconfig --add gitlab
# chkconfig gitlab on
あとはサービスを実行するだけ。
# service gitlab start
これで・・・
http://example.com/gitlab/ にアクセスすると・・・


うまく行ったようです♪

追記: このままではpublic/uploads/下にアップロードするファイルに
アクセスすることができませんでした。
ということで・・・nginxの設定ファイル(nginx.conf)に修正を...。
# vi /etc/nginx/nginx.conf 
~~~~
        location ~ ^/gitlab/uploads/(.*) {
                #静的ファイル
                rewrite ^/gitlab/uploads/(.*) /$1;
                root    /home/gitlab/gitlab/public/uploads/;
                index   index.html;
                ssi     off;
                break;
        }
        location ~ ^/gitlab/(.*) {
                proxy_pass      http://gitlab;
                break;
        }
~~~~
さらに、/home/gitlab/ のパーミッションに
# chmod g+x /home/gitlab/
しておく。以上です。

これで静的ファイルはnginxから直接レスポンスされるようになります。
たぶんこんな感じでOKなはずです。たぶん(汗;←

2012/08/05

Ubuntu&Fedoraをマルチブートにして新規インストールしちゃおう


大学が夏休みに入って、さあ開発だ!と張り切っているMasanoriですw

大学の都合で、Ubuntu 10.10の環境のままになっていたPCがあるのですが、
これをそろそろ、アップグレードでなく新しくフルインストールしてしまって
新しいLinuxに入れ替えたいな...ということで、やってみることとしました。

この記事も例によって自分用メモです。
順をおって、ただしい知識を得たい方には特に申し訳ありません・・・
ページ下部の参考ページをあたってください。すみません。

また...<結論から言うと、今回インストールしたのはFedoraだけです>

現状のパーティション構成はこんな感じです:
  • /dev/sda (500GB)
    • [基本]NTFS (13GB) - Recovery
    • [基本]NTFS (315MB) - System
    • [基本]NTFS (210GB) - Windows7 システムパーティション
      • マウント: /win
    • [拡張] (60GB)
      • [拡張]ext4 (50GB) - Ubuntu ルートパーティション
        • マウント: /
      • [拡張]swap (10GB) - Ubuntu スワップパーティション
    • 未割当 (217GB)
もともと、Windows7とUbuntuのデュアルブートになっています。
ブートローダはGRUBで、1段階ブートです。

新しい構成としては次のような感じにします:
  • /dev/sda (500GB)
    • [基本]NTFS (13GB)  - Recovery
    • [基本]NTFS (315MB)  - System
    • [基本]NTFS (210GB)  - Windows7 システムパーティション
    • [拡張] (256GB)
      • [拡張]ext4 (50GB) - Ubuntu(旧) ルートパーティション
      • [拡張]swap (16GB) - スワップパーティション
      • [拡張]ext4 (20GB) - Ubuntu ルートパーティション
      • [拡張]ext4 (70GB) - Ubuntu /homeパーティション
      • [拡張]ext4 (20GB) - Fedora ルートパーティション
      • [拡張]ext4 (70GB) - Fedora /homeパーティション
      • 未割当 (15GB)
今回は、PBRのブートローダにMBRを使い、2段階ブートとし、
Windows、UbuntuとFedora、旧Ubuntuを選択できるようにしたいと思います。

まずは、念の為にバックアップ。何でも構いません。

私は...mondo rescueを使って...と思っていましたが、バージョンの互換性の問題のために色々とエラーが発生したので、
試行錯誤をしてみてもよかったのですが、面倒くさかったですし(おい)
今回は、Fedora 17のLiveCDでブートし、標準のディスク管理機能でイメージバックアップを取りました。

次に、パーティション構成を変更しておきます。

LiveCD上で、GPartedを用いてパーティション構成も変更します。
後からOSをインストールする際にパーティションを作成するのではなく、
あらかじめ、パーティションをリサイズし切り分けておくことにしました。
(切り分ける構成は、先述のとおりです。GPartedの使い方については、ググってくださいw)

ここで、スワップもLinuxで共通にしておきたいと思います。

既に、Ubuntuのためのスワップパーティションがあるので、これを使います。
メインメモリの容量が8GBですから、スワップの容量も余裕をもって、16GBに変更しました。
 (スワップ容量についてはここ参照)




次に、1段階から2段階ブートにするために ブートローダをMBMに変更します。
詳しい手順は、http://d.hatena.ne.jp/den8/20100605/1275709966 などを
参考に勉強させていただきましょう。先にじっくり読んでおくことを推奨します


まずは、"MBMをインストールするためのUSBメモリ"を作ります。
適当なUSBメモリ(容量は28MBより大きければ良い)を用意してください。

MBMインストールの機能が含まれた
Minimum Ubuntuという超軽量なレスキュー用Ubuntu環境を利用することにします。
バイナリが用意されているので、使わせていただきましょう。
http://winmac.blog33.fc2.com/blog-entry-119.html

ということなので、そのバイナリをダウンロード。
usb-minimumubuntu-include(dmraid)-0.9.013(100620)-10.04.img
28MBのファイルです。素晴らしい。

次に、mount -l でUSBメモリのデバイス名を調べます。


さらに、DDコマンドで、そのデバイス名を指定してイメージを焼きます。
$ dd if="usb-minimumubuntu-include(dmraid)-0.9.013(100620)-10.04.img" of=/dev/sdb

これでMBMをインストールするためのUSBメモリが作成できました。
おかげさまで...簡単ですね。ありがたいです(´;ω;`)

次に、現在のUbuntu環境のGRUBのエントリポイントを変更しておきます。(その際、”Ubuntu環境でルートにマウントされているパーティション”を指定します。)

$ sudo grub-setup  -f  /dev/sda5 
grub-setup: warn: Attempting to install GRUB to a partition instead of the MBR.  This is a BAD idea..
grub-setup: warn: Embedding is not possible.  GRUB can only be installed in this setup by using blocklists.  However, blocklists are UNRELIABLE and their use is discouraged..
warningが出ますが、気にしない。

さらに本来であれば、Debconfデータベースの更新をしておかなければいけないのですが
今回、現在のUbuntu環境はもはや残しておくだけでアップデートもしないので、
私はとりあえず飛ばしておきます。(皆さんは、ちゃんとやってくださいw(汗;)
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?grub2_and_grub1#x3f37a52)


あとは、PCを再起動してUSBメモリからブートします。
ブートしたらコンソールが表示されますので、MBMのインストールを実行します。
(その際、インストール先となるHDDのデバイスを指定します。)

$ sudo install-mbm /dev/sdb

MBMのインストールが終わり...次はFedoraのインストールです。

正しく2段階ブートにするために、
インストールの際、パーティション設定は手動設定にして

  • ルートパーティションの指定
  • /homeパーティションの指定
  • swapパーティションの指定
  • ブートローダーのインストール先の指定
    (同じルートパーティションを指定。)
を行っておきます。

以上で、2段階ブートでのインストールは終了です♪




Fedoraのインストールが終わったら・・・

とりあえず、日本語設定にしておきます。
その後、一旦ログアウト&ログインして、
Firefoxを起動して、ちょろめをインストールしてww

visudoコマンドでsudoersを設定しておきます。
$ su
# visudo
root    ALL=(ALL)       ALL
hoge        ALL=(ALL)       ALL

みたいな感じで。(※リスクは理解した上で行ってください)

さらに、このPCはLet's noteなのですが
Let's noteのあのトラックパッドの回転スクロールを有効にするために...
gsynapticsをyumでインストールしておきます。
$ sudo yum install gsynaptics
Fedora17標準でも回転スクロールはサポートしていますが、
これを導入して有効にしたほうがさらに快適なスクロールができます。



さらにSDカードスロットのドライバも入れておきます。
lspciした結果によると・・・

$ lspci
~~~
14:00.1 SD Host controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. Device 5209 (rev 01)


ということでPCIE RTS5209 card reader driver for Linuxをダウンロード。
http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=4&PNid=15&PFid=25&Level=4&Conn=3&DownTypeID=3&GetDown=false#2

アーカイブファイルを展開してmakeしインストール。
$ tar vxf rts_pstor.tar.bz2
$ cd rts_pstor/
$ make
$ sudo make install
$ sudo depmod
さらに再起動をさせればSDカードを認識できるようになります。

次にIMEですが、私はMozcを使っているので
これは"ソフトウェアの追加と削除"から入れておきます。

次に開発環境。とりあえずAptanaを入れておきます。
http://www.aptana.com/products/studio3/download

Aptanaはパッケージになっていないため、自動的にアプリケーション一覧には登録されません。
ですから手動でショートカットをアプリケーション一覧に登録します。
まず、デフォルトでメニューエディタがインストールされていないようなので、
"ソフトウェアの追加と削除"で"alacarte"をインストール。
"メインメニュー"という項目がアプリケーション一覧に表示されるので、
そこでAptanaを自分で追加します。
あとは一旦ログアウトしてログインしなおすと、反映されます。

DartEditorとか、ベースとなっているEclipseも同様に。

最後に...Gnomeをカスタマイズしておきましょうw
今時は、https://extensions.gnome.org/ でExtentionをどんどん試せるんですね。
Web上で設定ができて面白いですね。実際にいくつか試して入れてみました。

ということで少し長くなりましたが・・・


これで以上です♪
(おっと!新しいUbuntuをまだインストールしていない件w←)



参考にさせていただいたページ (感謝♪):